一人ぼっちユウトの日記

こんにちは、ユウトです。30代、独身、定職なし。一人ぼっちの生活の中で自分らしく生きるためのヒントや日常の楽しみ方をブログで紹介していますので、是非フォローしてくださいね!(^_-)-☆

新川帆立『目には目を』を読んで

こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。
今日は、新川帆立の衝撃作『目には目を』について語りたいと思います。
この作品は、ミステリー好きも法廷ドラマ好きも、読んだ瞬間にその世界に引きずり込まれる、骨太のエンターテインメント小説です。

 

『目には目を』の魅力とは?
復讐×司法×倫理という、刺激的でシリアスなテーマを真正面から描いた本作。主人公は、かつて自身の家族を理不尽な事件で失い、そのトラウマを抱えながらも冷静に、そして緻密に「ある目的」のために動き始めます。

物語は、冷徹な復讐劇でありながらも、単なる勧善懲悪には終わりません。加害者とは? 被害者とは? 罪を裁くとは何か? その答えを読者に突きつけてくるような、倫理と感情の板挟みを感じさせてくれます。

 

魅力的なキャラクターたち
新川帆立作品の真骨頂とも言える、リアルで個性的なキャラクター造形。
主人公の心の中に渦巻く怒りと冷静さのバランス、その内面の複雑さが、読者の感情を静かに揺さぶります。
脇を固める登場人物たちも、ただの「敵」「味方」ではありません。それぞれの正義が交錯し、「誰が正しいのか?」という問いが浮かんでは消えていきます。

 

緊迫のストーリー展開
一度読み始めたら、ページをめくる手が止まらない――そんな緊張感に満ちた構成。
法廷シーンでは、まるで自分が裁判を傍聴しているかのような緊迫感があり、推理小説としての読み応えも抜群です。
そして、最後にはあまりにも鮮烈な結末が待ち受けています。「目には目を」というタイトルの意味が、読み終えたとき、静かに胸に突き刺さることでしょう。

 

心に残ったシーン
特に印象に残ったのは、主人公が「正義」と「私怨」の境界線を見つめ直す場面。
その葛藤の描写はリアルで、人間の弱さと強さの両方が織り込まれていて、しばらくページを閉じて考え込んでしまうほどでした。
人間とは何か。復讐は癒しになるのか。それとも、さらなる地獄の入り口なのか。
あなたなら、どうする?

 

まとめ
『目には目を』は、法と感情、正義と復讐の狭間で揺れる人間ドラマを描いた、圧倒的読後感の一冊です。
ただのミステリーではありません。あなた自身の価値観を試される作品でもあります。
まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってください。そして、読んだ方はぜひ感想を教えてください!

最後まで読んでくださってありがとうございます。
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次回もどうぞお楽しみに!

それでは、また次の読書の旅でお会いしましょう!📚

 

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