一人ぼっちユウトの日記

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オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』を読んで

こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。
今日は、SF文学の金字塔、オースン・スコット・カードの**『エンダーのゲーム』**について語りたいと思います。
この作品、ただの宇宙戦争ものだと思ったら大間違い。心をえぐるような心理描写と、人間の本質を突きつける深いテーマに、読み終えた後もしばらく思考が止まりませんでした。

 

『エンダーのゲーム』の魅力
物語の舞台は、地球が異星人「バガー」との戦争に敗れかけ、人類が次なる戦いに備える時代。
人類の希望は、子どもたち――そう、**天才児たちが軍事エリートとして育てられる「バトルスクール」**にかかっているのです。

 

その中でも選ばれし存在が、主人公エンダー・ウィッギン。
彼はわずか6歳で訓練に送り込まれ、過酷な環境で非情な試練に立ち向かっていきます。

 

キャラクターの奥行き
エンダーは、ただの“天才少年”ではありません。
繊細で、他者を思いやる心を持つ一方、戦場では冷酷な判断を下す矛盾した存在。
だからこそ、読んでいて胸が痛むのです。

また、彼の兄ピーターや姉ヴァレンタインの存在も物語に深みを与えています。
兄は冷酷な支配者のような知性を持ち、姉は愛と思いやりの象徴のような存在。
エンダーは、その両極端な2人の影響を受けながら、自分自身の「正しさ」を模索していきます。

 

深く突き刺さるテーマ
この物語は、「戦争とは何か?」「リーダーの孤独とは?」「敵を理解するとはどういうことか?」という、
大人でも答えを出せない問いを、子どもの姿を借りて鋭く描いています。

バトルスクールで繰り広げられるゲームは、やがて現実との境界を曖昧にし、
エンダーに突きつけられる“決断”の重みは、読者の心にも容赦なく響いてきます。

 

心に残るエピソード
忘れられないのは、最終試験のシーン。
このシーンの展開は、初読時の衝撃が今でも忘れられません。
「これがゲームだと思っていたのに……」と愕然とするあの瞬間、
読者自身も物語のトリックに巻き込まれ、深い余韻とともに思索の沼に引きずり込まれます。

 

まとめ
『エンダーのゲーム』は、SF好きにはもちろん、人間ドラマや哲学的テーマに興味がある人にも全力でおすすめしたい作品です。
子どもの成長物語、軍事SF、心理劇、そして壮大な宇宙叙事詩――どこから読んでも、何度読んでも新たな発見がある一冊です。

まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください!
そして、読んだ方は、ぜひあなたの感じた「エンダーの真実」についてコメントで教えてくださいね。

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それでは、また次回お会いしましょう!

 

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